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  end ♪「川は流れる」
 
  ケネディが43歳でアメリカの第35代大統領に就任した同年、ソ連の宇宙飛行士ガガーリン少佐が、地球を1時間半で1周した。「地球は青かった」の言葉に世界中の人たちが宇宙へのあこがれを夢見た1960年代の幕開け。
日本は高度経済成長に向けて発展する中、加山雄三演じる「若大将」が60年代の期待される人間像と重なる。この頃の大卒初任給は15,690円、牛乳16円、地下鉄は初乗り25円だった。映画「ウエスト・サイド物語 」がアカデミー賞をとり、「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘプバーンが「ムーンリバー」を歌ったのもこの年。

 
  ongaku 東京ドドンパ娘(渡辺マリ)
銀座の恋の物語(石原裕次郎・牧村旬子)
おひまなら来てね(五月みどり)
君恋し(フランク永井)(8月発売) 第3回(1961年度)レコード大賞
コーヒー・ルンバ(西田佐知子)
スーダラ節(植木等)
上を向いて歩こう(坂本九)
ラストダンスは私に(越路吹雪)
王将(村田英雄)
ルイジアナ・ママ(飯田久彦)


アメリカ・トップ10

1. Tossin' And Tunin' (Bobby Lewis)
2. Big Bad John' (Jimmy Dean)
3. Runaway (Del Shannon)
4. Wonderland By Night (Bert Kaempfert)
5. Pony Time (Chubby Checker)
 
  end ♪「私と私」 ♪「いつでも夢を」
 
  植木等が映画「ニッポン無責任時代」を主演し当時としては記録的な興行収入をおさめ 「わかっちゃいるけどやめられない」、「ハイそれまでよ」などの言葉が流行し、いまだにおじ様方ご愛用の文句「あたり前田のクラッカー」のCMもこの頃放送されていた。
レイ・チャールズが「I Can't Stop Loving You」を歌い、ビルボードの1位を飾る頃、 アメリカでは重大な危機に陥っていた。映画「13DAYS」でも一躍有名になった「キューバ危機」である。
そんなアメリカをよそ目にイギリスでは1958年に結成されたビートルズがデッカ・レコードのオーディションを受け、デビューへのほんの第一歩を歩み始めたばかりだった。

 
  ongaku 琵琶湖周航歌(ペギー葉山)
山男の歌(ダーク・ダックス)
可愛いベービー(中尾ミエ)
ハイそれまでヨ(植木等)
おもちゃのちゃちゃちゃ[作詞:野坂昭如]
いつでも夢を(橋幸夫・吉永小百合) 第4回(1962年度)レコード大賞
遠くへ行きたい(ジェリー藤尾)
大学かぞえうた(守屋浩)
ヴァケーション(弘田三枝子)


アメリカ・トップ10

1. I Can't Stop Loving You (Ray Charles)
2. Big Girls Don't Cry (The 4 Seasons)
3. Sherry (The 4 Seasons)
4. Roses Are Red (my Love) (Bobby Vinton)
5. Peppermint Twist - Part I (Joey Dee & the Starliters)

 
  end ♪「東京タムレ」
 
  元旦1/1から放送が開始された国産初の連続テレビアニメ「鉄腕アトム」。手塚治虫が描くアトムは子供達の夢をのせ、夢見る21世紀の姿を映し出した。
この頃の東京は翌年に控えたオリンピックに間に合わせようと道を掘り起こし、川を埋め、新幹線を走らせ、高速道路を通していた。まさに東京全部が工事現場と言われていた。そんな折、ある日本人歌手の名前がアメリカビルボード誌の1位に輝いていた。曲名は「SUKIYAKI」。そう、あの坂本九が歌う「上を向いて歩こう」が「SUKIYAKI」というタイトルで全米発売され、ビルボード1位、年間チャートでも7位に入るヒットとなったのもこの年。

 
  ongaku 若い季節(ザ・ピーナッツ)
長崎の女(春日八郎)
見上げてごらん夜の星を(坂本九)
高校三年生(舟木一夫)
東京五輪音頭(三波春夫)
こんにちは赤ちゃん(梓みちよ) 第5回(1963年度)レコード大賞
美しい十代(三田明)
浪曲子守歌(一節太郎)
恋のフーガ(ザ・ピーナッツ)


アメリカ・トップ10

1. Sugar Shack (Jimmy Gilmer & The Fireballs)
2. He's So Fine (The Chiffons)
3. Dominique (The Singing Nun)
4. Hey Paula (Paul & Paula)
5. My Boyfriendユs Back (The Angels)

7. Sukiyaki (Kyu Sakamoto)[坂本九]

 
  end ♪「学生時代」
 
  東海道新幹線、首都高速などが完成した同年10月、過去最高の94カ国が参加した東京オリンピックが開催。体操男子は、前大会に次いで団体で優勝したほか、女子バレーボールでは、「東洋の魔女」が宿敵ソ連を倒した。日本が獲得したメダルの数は金16、銀5、銅8個だった。
"I Wanna Hold Your Hand"(抱きしめたい)が、アメリカのキャッシュ・ボックスで初のチャート1位になったビートルズは、第1回アメリカ・ツアーを行い、 「エド・サリバン・ショー」に出演、史上最高の視聴率を獲得し、この時間帯のアメリカ犯罪発生率は史上最低となった。つまり犯罪者もテレビに釘付けということだ。年間チャートTOP10のうち4曲をビートルズが占める、というビートルズ一色の1年になったアメリカだった。

 
  ongaku 明日があるさ(坂本九)
君だけを(西郷輝彦)
君たちがいて僕がいた(舟木一夫)
幸せなら手をたたこう(坂本九)
サン・トワ・マミー(越路吹雪)
お座敷小唄(マヒナスターズ)
愛と死をみつめて(青山和子) 第6回(1964年度)レコード大賞
アンコ椿は恋の花(都はるみ)
学生時代(ベギー葉山)


アメリカ・トップ10

1. I Want To Hold Your Hand (The Beatles)
2. Can't Buy Me Love (The Beatles)
3. There! I've Said It Again (Bobby Vinton)
4. Baby Love (The Supremes)
5. Oh, Pretty Woman (Roy Orbison)

 
  end ♪「夏の日の想い出」
 
  2月7日の「北爆」を契機に、ベトナム戦争は内戦から国際戦争へと発展し、日本には、戦争に反対する「ベ平連」が生まれ抗議活動を展開する。

オリンピック後の構造的不況がささやかれたこの年は、人々の心が演歌に傾き、 マイナーな調子の曲が流行した。この年のレコード大賞は美空ひばりの正統派演歌「柔」。
今や日本のお家芸ともいえるアニメが盛んに生み出され始めたのもこの1965年が一つの契機になっている。TBSでは「オバケのQ太郎」が、そして日本初のカラーアニメ「ジャングル大帝」がフジテレビで放送開始された。

 
  ongaku 柔(美空ひばり) 第7回(1965年度)レコード大賞
砂にきえた涙(ミーナ)
まつの木小唄(二宮ゆき子)
兄弟仁義(北島三郎)
かえろかな(北島三郎)
愛して愛して愛しちゃったのよ(田代美代子)
ヨイトマケの歌(丸山明宏)
涙の連絡船(都はるみ)
涙くんさようなら(マヒナ・スターズ)
函館の女(北島三郎)
知りたくないの(菅原洋一)


アメリカ・トップ10

1. (I Can't Get No) Satisfaction (The Rolling Stones)
2. Yesterday (The Beatles)
3. Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is A Season) (The Byrds)
4. Mrs Brown Youユve Got A Lovely Daughter (Herman's Hermits)
5. I Got You Babe (Sonny & Cher)

 
  end
 
  連続して飛行機事故があいついだ同年、巨大な台風が日本に上陸した。 ビートルズ旋風である。羽田に上陸した4人は6月30日、日本武道館で第1回日本公演を行う。夜7時、内田裕也グループ、ザ・ドリフターズの演奏のあと、約1万人のファンの悲鳴や絶叫の中で11曲を歌い、35分だけの公演を終えた。司会はE.H.エリック。
また、子供たちに大きな影響を与えるようになった漫画。なかでも少年マガジンに同年より連載された『巨人の星』は、“スポーツ根性もの”という新分野を切り開く。一方テレビではビートルズ公演を中継した日本テレビで、現在も続いている「笑点」の放送がスタート。TBSで放送された「ウルトラマン」は、当時のお茶の間の子供達を釘付けにした。

 
  ongaku 星影のワルツ(千昌夫)
君といつまでも(加山雄三)
柳ヶ瀬ブルース(美川憲一)
お嫁においで(加山雄三)
星のフラメンコ(西郷輝彦)
バラが咲いた(マイク真木)
悲しい酒(美空ひばり)
空に星があるように(荒木一郎)
二人の銀座(山内賢・和泉雅子)
こまっちゃうナ(山本リンダ)
霧氷(橋幸夫) 第8回(1966年度)レコード大賞
若者たち(ザ・ブロードサイド・フォー)
今日の日はさようなら(森山良子)
夕日が泣いている(スパイダーズ)
想い出の渚(ザ・ワイルド・ワンズ)


アメリカ・トップ10

1. I'm A Believer (The Monkees)
2. The Ballad Of The Green Berets (Sgt Barry Sadler)
3. Winchester Cathedral (The New Vaudeville Band)
4. (You're My) Soul & Inspiration (The Rightous Brothers)
5. Monday, Monday (The Mama's & The Papa's)

 
  end ♪「今日の日はさようなら」
 
  ビートルズの来日、日劇ウエスタン・カーニバルの熱狂と、世はまさにGS時代。完全にカラー化されたゴールデンアワーのテレビ画面から、ファッショナブルなタイガース、長髪でミリタリールックのスパイダースなどが、お茶の間に躍り込んできた。
「森トンカツ〜泉ニンニク〜」と子供たちの替え歌にまでなったジャッキー吉川とブルー・コメッツが歌う「ブルーシャトー」がレコード大賞を獲得。
またイギリスから「ミニの女王」といわれたツィギーの来日も手伝い、ミニスカートが大流行。女性がミニで歩けば、男性も服装に気を使い始める。男性用化粧品の登場もこのころだ。
受験生の友として未だに君臨しつづけるオールナイトニッポン(ニッポン放送)の放送開始も1967年。

 
  ongaku 銀色の道(ザ・ピーナッツ)
夜霧よ今夜もありがとう(石原裕次郎)
小指の思い出(伊東ゆかり)
花はおそかった(美樹克彦)
世界の国からこんにちは(三波春夫)
ブルー・シャトー(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ) 第9回(1967年度)レコード大賞
真赤な太陽(美空ひばり・ブルー・コメッツ)
世界は二人のために(佐良直美)
いとしのマックス(荒木一郎)
モナリザの微笑(ザ・タイガース)
帰ってきたヨッパライ(ザ・フォーク・クルセーダーズ)
君だけに愛を(ザ・タイガース)


アメリカ・トップ10

1. To Sir With Love (Lulu)
2. Daydrewam Believer (The Monkees)
3. Windy (The Association)
4. Ode To Billie Joe (Bobby Gentry)
5. Something Stupid (Nancy Sinatra & Frank Sinatra)

 
  end ♪「太陽は泣いている」 ♪「愛のさざなみ」
♪「夜霧のわかれ道」 ♪「天使の誘惑」
 
  「雪国」「千羽鶴」「古都」などの作品が日本人の心の精緻を表現しているとして、川端康成が日本人初のノーベル文学賞を受賞した1968年。
「負傷者ゼロ、犯行時間3分。犯人の数は不明」という謎めいた犯罪が、人々の話題を独占した。1975年には刑事事件としての時効が、1988年には民法上の時効が成立し、未解決に終わった世に言う「3億円事件」である。
CBSとソニーが合併し、CBSソニーが誕生したこの年、日本のGNPがアメリカについで第2位になり、実質的に日本は裕福になっていった。当時の物価は大学初任給 29,080円 、ビールが130円、かけそば70円だった。

 
  ongaku 伊勢佐木町ブルース(青江三奈)
受験生ブルース(高石友也)
花の首飾り(タイガース)
天使の誘惑(黛ジュン)第10回(1968年度)レコード大賞
グッド・ナイト・ベイビー(キング・トーンズ)
エメラルドの伝説(ザ・テンプターズ)
恋の季節(ピンキーとキラーズ)
好きになった人(都はるみ)
愛の奇跡(ヒデとロザンナ)
三百六十五歩のマーチ(水前寺清子)
ブルーライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)
長い髪の少女(ゴールデンカップス)


アメリカ・トップ10

1. Hey Jude (The Beatles)
2. I Heard It Through (The Grapevine Marvin Gaye)
3. Love Is Blue (Paul Mauriat)
4. Honey (Bobby Goldsboro)
5. People Got To Be Free (The Rascals)

 
  end  
 
  アメリカ(NASA)の月着陸宇宙船アポロ11号の着陸船「イ-グル」が、午後4時17分42秒、月面「静かの海」への着陸に成功した。午後10時56分、ニール・アームストロング船長(39)が月面に下り立ち、人類史上初めて地球以外の天体に足跡を残した。第一声は、「一人の人間にとって、これは小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」
日本ではこのアポロにちなんだ明治のアポロチョコなども誕生。

音楽的には伝説の祭典がアメリカで開かれた年でもある。ロック史上最大のイベント“ウッドストック”の開催である。6月15日から3日間、ウッドストックにジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリンら当時を代表するミュージシャンが一同に介し、観客30万人を動員した。

 
  ongaku 白いブランコ(ビリー・バンバン)
長崎は今日も雨だった(内山田洋とクールファイブ)
時には母のない子のように(カルメン・マキ)
夜明けのスキャット(由紀さおり)
ある日突然(トワ・エ・モア)
フランシーヌの場合(新谷のり子)
恋の奴隷(奥村チヨ)
いいじゃないの幸せならば(佐良直美) 第11回(1969年度)レコード大賞
黒ネコのタンゴ(皆川おさむ)
夜と朝のあいだに(ピーター)
白い色は恋人の色(ベッツイ&クリス)
雪が降る(アダモ)
ドリフのズンドコ節(ザ・ドリフターズ)


アメリカ・トップ10

1. Aquarius / Let The Sunshine (The 5th Dimension)
2. In The Year 2525 (Exordium & Terminus) (Zager & Evens)
3. Get Back (The Beatles with Billy Preston)
4. Sugar, Sugar (The Archies)
5. Honky Tonk Woman (The Rolling Stones)

 
  end ♪「生きがい」 ♪「花のように」
 
  「人類の進歩と調和」をテーマに3月14日〜9月13日、大阪で日本万国博覧会(EXPO'70)が開催されたこの年、羽田発福岡行日航旅客機「よど号」が赤軍派学生ら9人によって乗っ取られた。日本でのハイジャック第1号の「よど号」事件である。
この年、人口1億人を突破した日本は、いよいよ1970年代に向けて躍動し始める。同時に起こってきたのが第一次ウーマン・リブ。Women's Liberation の略で女性自身の手による女性開放運動を意味し、女性の権利意識が高まってきたのもこの頃。この年にパンスト(パンティー・ストッキング) が誕生しているのも何かの縁だろうか?

 海の向こうでは60年代とともに歩んだ偉大なバンドビートルズが解散し、一つの時代に終止符を打った。世界中のファンに「LET IT BE」というアルバムだけが残されたのだった。

 
  ongaku 今日でお別れ(菅原洋一)  第12回(1970年度)レコード大賞)
竹田の子守唄(赤い鳥)
あなたならどうする(いしだあゆみ)
圭子の夢は夜ひらく(藤圭子)
四つのお願い(ちあきなおみ)
経験(辺見マリ)
京都の恋(渚ゆう子)
笑って許して(和田アキ子)
手紙(由紀さおり)
走れコウタロー(ソルティー・シュガー)
誰もいない海(トワ・エ・モア)
戦争を知らない子供たち(全日本アマチュア・フォーク・シンガーズ)


アメリカ・トップ10

1. Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋) [Simon & Garfunkel]
2. I'll Be There [The Jackson 5]
3. Raindrops Keep Fallin' On My Head [B. J. Thomas]
4. (They Long To Be) Close To You [Carpenters]
5. My Sweet Lord [George Harrison]

 
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