桑田佳祐/白い恋人達 あなたの冬の恋物語
 
〜「友達に戻ろう。」それは春の足音が聞こえる3月でした。〜
身体の異変を感じたのは11月。これを彼に報告すべきか1ヶ 月迷いました。一方、彼は親がもう長くはないことを聞かされて いた中で先への不安、進むべき道に困惑していたのです。しかし 限界でした。話すと彼は「オレがずっと側にいるから。」と。私 はその言葉に励まされ自分の将来、彼をこれ以上苦しませたくな いと考え決意しました。その日彼は笑顔で私にあるものを差し出 したのです。『AAAのチケット』!!それから約1ヶ月後、彼の親 はサザンの歌が流れる式の中、天に召されました。「この子をヨ ロシクね。」何度も私は声をかけられ、嬉しいようなしかし何だ か分からない不安を持つようになったのです。 その不安が的 中したのは2ヶ月後の3月、あまりに突然で結局納得はしたもの の、それからの私は精神的病いにかかり、食事も喉を通らなくな りました。 「あの時、側にいると・・・。」彼はこう言いまし た。「ああでも言わないとお前が何をするか分からなかったか ら。」自分で命を絶つことももちろん考えました。どうやったら 彼を困らせることができるか、も。でも彼は変わらず優しく接し てくれたのです。サザンのツアーも年越しライブも一緒に行って くれたのです。
〜サザンを教えてくれた彼、人生の節目に一緒にいた彼、今でも 特別な存在で何物にも代え難い人です。だから冬になると必ず悲 しい思い出が蘇りますが、サザンの歌が私を救ってくれるので す。彼の親と共に・・・。〜
 
 
2001-10-28 お兄ちゃん
 
 
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