去年の12月25日、私は約束を果たす事が出来ませんでした。
中学1年生の時から4年間、友達のような感覚で付き合い始めてい
つのまにか本気になってしまった人がいました。
でも、夢をおうごとに、私達も意見が合わなくなり、結局、お互
い好きな気持ちを残したまま、すれ違ってしまった気持ちを埋め
る事が出来ずに別れてしまいました。
別れた時にその約束は『時効』だと思っていました。高校2年生の
11月に別れてから年月は過ぎ去り、いつの間にか、19歳になって
いました。
『僕達が別れてしまったら、2000年の12月25日にもう一度会お
う。』と言う約束を、私達はしていました。
それから2年がたち・・・・・事件は起こりました。
1月の雪がちらついた寒い日。
夜中に机の上の整理をしていると、一枚のメモがでてきました。
おもむろに開いてはっと我に返りました。
そこに書いてあったのは紛れもなく、2000年12月25日の約束の事
でした。
次の瞬間、雪が降り積もる中を中学校に向かってダッシュで走っ
ていました。
関東で雪がえらく降った日で、足元がおぼつかないまま、でも、
全力で中学校のグラウンドに急ぎました。
グラウンドに着き、一息入れると、ゆっくり前を向くと、見たこ
とのある人影が立っていました。
私はダッシュでその人に駆け寄り、顔を確かめると、その場にし
ゃがんでしまいました。
立っていたのは別れた彼でした。
『毎日きてたんだ。諦めつかなくて。でも、きっと思い出してく
れると思ってさ。』
寒い中ずっと待っててくれた彼に私は涙しか出ませんでした。
『あいたかった』
彼は泣いてる私を抱きしめてくれました。
それから今日に至るまで、仲良く付き合っています。
これが私の冬物語です。 FIN
2001-10-27 ひらりん
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