それは突然の出来事だった。突然別れ話が持ち上がったの
は・・・・。
クリスマス・イブの出来事だった。僕たち二人はほんのつまらない
ことでけんかした。
彼女と別れたあと、よくよく一人で考えると自分が悪かったこと
に気が付いた。だけど今更・・・・・
日付は変わり25日・クリスマスになった。街には雪も降り、また
今世紀最初ホワイトクリスマスということで街は大いににぎわっ
ていた。
だいたい夜の10時を過ぎただろうか、雪もやみ、街も静かにな
ってきた。
’ちょっとだけ外に出てみるか、たまには外の空気も吸わない
と・・・’
軽い気持ちで僕は外に出た。ほとんどのお店は閉まっており、優
一空いているお店といえば、居酒屋や、ファミリーレストランな
どがほとんどである。僕は近くにあったベンチに座った。冷たい
風が吹き付けてきた。まるで昨日彼女にはなった言葉のよう
に・・・。
外に出て1時間暗い過ぎただろうか・・・、ネオンも少しずつ、
次第に暗くなり街は寂しさをました。 目をつぶり耳を澄まして
いると風が鳴いているのが聞こえる。その中で聞きなれた声が聞
こえた。
”あ・・・・・・っ”
思わず目を開けてあたりを見回すと、そこには彼女が立ってい
た。
その場から逃げるように彼女は走っていった。僕はその後を追い
かけた。
”待てよ!”
一言いったが彼女は止まらなかった。ようやく手を握りつかまえ
た。
”昨日はごめん。俺が悪かった。だからもう一度やり直そう。”
彼女は涙を流しながら僕の方に振り向いた。そのあと目と目で語
り合った僕たちは、吸い込まれるように深いキスを交わした。そ
んなときだった。空から白くあたたかい雪が、僕たちを祝福して
くれた。
2001-10-23 I.O.D.
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