桑田佳祐/白い恋人達 あなたの冬の恋物語
 
高2の冬のクリスマスの日、俺は朝の7時から夜の8時までず っとバイトだった。けっ、今年のクリスマスもなんてこたあ〜ねー なーと思いながら犬の散歩をしていた。
長い坂道を登ってようやっと頂上についたとき、中学の時の同 じクラスの女の子とあった。その子は結構人気のある女の子だっ た。いつもの散歩道の途中にその子の家があるので、「家まで送ろ うか?」と聞いてみたら、「うん」と言ったので送っていくこと になった。やはり歩きながら話してたことは、中学時代の話だっ た。修学旅行のときはどうだっただの、あの先生はどうだっただ の、といった話で盛り上がっていた。
そんな中、いきなりクラスで誰が好きだったのかと言う話にな った。俺は今一緒に歩いている女のこのことが好きだった。でも面 と向かって好きだったんだなんてとてもいえなかった。「さて?誰 だろう」と、あいまいな返事をしている間にもうそのこの家のす ぐ近くまできていた。
するとその子が、「もうここでいいよありがとう」と言ったの で、「そっかじゃあまた今度クラス会なんかみんなでしよう」と 言った別れぎわに、女のこの方から、「あんたのことずっと好き だったのに何で気づかなかったの?本当に鈍感なお人よしなんだ から」と言われた。そしてその子は、そのまま家に入っていった。 2年経った今でも、その言葉はまだ鮮明に残っている。そして以 降毎年クリスマスの夜になると、何であの時好きだって言わなか ったんだろうと後悔する。多分また今年も・・・・。
 
 
2001-10-11 あの恋人は今どこへ・・・。
 
 
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