桑田佳祐/白い恋人達 あなたの冬の恋物語
 
クリスマスまであと一ヶ月。街はもうクリスマスムードでいっぱ いだ。彼と会わなくなって20日。どちらが悪いわけでもなく最近 ギクシャクしてきていたから丁度いい機会。お互い距離を置くこ とになった。たまにメールで情報交換している程度。声も聞いて いない。メールではお互いを思いやる言葉がでてくるに何故か面 と向っては言えない。このまま良いお友達になってしまうほうが 良いのか迷ってしまう。昨日、届いた彼からのメールには「一ヵ 月後の今日、函館ベイエリアのクリスマスツリーの下で待ってい る。」と。それまで彼は会わないつもりらしい。そんなに待たさ れたら寂しくて...それまでどうして過したらいいのか分からない よ。涙を必死にこらえて返信メールを書く。「今がめいいっぱい だよ。そんなに待てないよ。行けるか分からない...」今すぐにで も会いたいのに彼は何を考えているの?もうどうでもいいのかも しれない。それからは彼からのメールもなく私からもメールは送 っていない。あわただしい日々が過ぎていつの間にか12月も半 ばを過ぎた。あの約束は今も続いているのかなぁ。ちょっと半身 はんぎ。彼のことも少しづつ忘れかけている。周りはとても楽し そうでイルミネーションが輝き街は賑わっている。心はぽっかり 空洞状態。もうすぐ12月24日彼は約束どうりやってくるのか?あ の場所で待っているのか...寒い雪の降るクリスマスイヴだった。 遅れて到着した私にやさしく微笑んでくれた。「メリークリスマ ス!」涙があふれ出て彼は私をあたたかく包みこんでくれた。
 
 
2001-11-25 アクア
 
 
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