新しい愛を育てつつある彼と、それを見て見ぬ振りをする彼女が
いました。二人は何の不満もなく、それなりに幸せな同居生活を
していました。
1999年のクリスマスイヴ、彼女はひとりで、おそらく今日は
帰ってこない彼を待ちつづけました。やがて彼女は家にいるのが
辛くなり、ついには家を飛び出して、やっと空いてたHOTELで一
晩過ごしました。TVからは楽しそうな恋人たち、街に出れば幸せ
そうな恋人たち・・・。きっと彼は、彼女と初めて出会った時の
ように、新しい愛に夢中だったのでしょう。
時の歯車は彼女にとって着いていけない程速すぎて、いつしか噛
み合わなくなりやがて疲れて止まってしまいました。
10年の歳月は彼女にとって今も一生忘れることの出来ない位ス
テキな思い出がぎっしりとつまってます。
きっと今年も彼女はそれを思い出すんでしょうね。そして速送り
のビデオのように楽しかったいろんな事を映し出すんでしょう
ね。だって本当に彼を心から好きだったんだから。
2001-11-18 willy
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