桑田佳祐/白い恋人達 あなたの冬の恋物語
 
雪。最近では珍しい。珍しいが急に降ると迷惑だ。
体にかぶる雪を払いのけるのに飽き、
白い吐息が消えるのを幾度も見届けて、
それでもまだ待つ。待ってみる。
それから雪はいっそう強くなってくる。
はっと見るとやって来た。うれしくなるが、
間違えた。
彼女は今何をしているのか。考えたが、
分からない。
どうやら俺は彼女の事を何一つ分かっちゃいないようだ。
待っても来ない。当たり前かもしれない。
・・・。
帰ろう。歩き出した俺。
はっと見るとやって来た。もう間違えない。
 
 
2001-10-07 茅ヶ崎アマチュアスターズ
 
 
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