桑田佳祐/白い恋人達 あなたの冬の恋物語
 
君が僕の気持ちを知ってから、何ヶ月たっただろう。
かなわないとわかっていても、伝えられずにはいられなかった。
それから君は、何事も無かったように、一緒にいてくれた。
二人で英語の本たちに囲まれてたあの日々を、僕は忘れない。

君の彼氏は、遠い海の向こう。
「最近ちょっと甘えてたのわかった?」
と言う君に、甘えてたのは僕だった。
どうやっても変わらない君の気持ちに、安心したりもしたけど、
悔しい気持ちが苦しさに変わる。

あの時君は、僕のことを「私のこと見てるみたい。」って。
僕達は、似た者どうしで、それ以上の関係にはなれない。
あともう少しすれば、君は元の場所に戻っていく。
僕に出来ることは、もうないのだろうか。

こうやって二人でいられる時間は、
あとどれくらいあるんだろう。
我慢することが、大人になることなら、
僕は、ずっと子供のままかもしれない。
でも、君を信じていれば、いつまでも待ってられるよ。

君をあきらめることなんか出来っこない。
重いバックを背負いながら、澄み切った夜空の下で 「絶対あとで、『損したなぁー』って後悔するよ」
と言う僕の言葉は嘘じゃないから。
 
 
2001-11-11 似た者どうし
 
 
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