水無月なのに 明るく晴れて、自分で着付けた着物で 彼を迎え
る。初めて見せる着物姿。堅苦しい結納式は早々に終わり、食事
会。満面の笑みで飲み物を注いでまわる彼。
ドライブにサザンのテープを持参しても、嫌がらずにずっと聴か
せてくれる。でも、ちょっぴり焼もち。桑田さんを「ポテチン」
と呼ぶ彼。
結婚式では、わたしの好きなサザンの曲を使おうって。わた
しの気持ちそのままの♪Loving You、彼の希望で♪愛して愛して
愛しちゃったのよ。
大きなキャンドルに点火の瞬間、予定していなかった♪真夏の果
実が。夏に2人で行った「稲村ジェーン」を思い出す。式場の方
で気を利かせたらしい。〜四六時中も好きと言って〜実際そんな
夫婦になれました。でも、これって別れの曲なんですよね。だか
ら 避けてたのに。退場の時には、これからいつまでも2人で轍を
つくっていこうと(車好きの彼)♪希望の轍をかけました。
でも、7年目の夏の終わり、彼は帰らぬ人となりました。♪真
夏の果実の歌詞そのままに、涙の果実を 胸に抱いています。もう
すぐ12月、11回目の結婚記念日を独りで迎えます。
サザンの曲は、夏の終わりの別れの歌が多くて、泣かされます
。でも やめられません。わたしが立って歩くには、つっかえ棒が
必要なんです。
2001-10-31 実わーぽんた
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